修正した\(^o^)/(捏造・駄文注意)
2009.07.21 |Category …未選択
プロットのみ前のケータイに入れていたのを見つけて、漫画にしようと思うといつになるか分からないので小説にしてみた。
今朝家を出てから打ち始めたけど、学校に来る中で完成した。
つまりそれだけ短くて勢いだけの話という事。
えっと、お二人方のキャラさんなんだけども、多少カップルっぽいかもしれない。
色々と捏造注意。
今朝家を出てから打ち始めたけど、学校に来る中で完成した。
つまりそれだけ短くて勢いだけの話という事。
えっと、お二人方のキャラさんなんだけども、多少カップルっぽいかもしれない。
色々と捏造注意。
▽つづきはこちら
少年と少女が対峙していた。少年は困ったような面倒臭いような表情、対する少年は自信に満ちた顔で強気に笑っている。少女の後ろには護衛が控え、その少女の手にはカメラが―――…。
「…今日こそは、撮らせてもらうわよ」
リリスの言葉にクレストは溜め息をついた。
「だから俺は写真に写ると死ぬ病だと言っているだろう。何度言えば分かるんだ、この馬鹿が。⑨が」
「あは、確かに姫様は⑨だけどぉ~」
「…否定は、しませんが」
クレストの言葉に、リリスの背後に控えていたジェノバとシャルがそれぞれに頷く。リリスが二人をギッと睨んだ後、腕組みをする。
「…ふん、私を甘く見るんじゃないわよ」
パチン、と指を鳴らす。その合図に、シャルとジェノバがスッと移動してクレストの身体を押さえた。そして、リリスがいい笑顔でカメラを向ける。
「…人海戦術か。この卑怯者め」
「…申し訳ありません、命令ですから。すぐに済みますので大人しくしてください」
「だってぇ~、協力したら有名なお菓子屋『THE PALTEN』のチョコレート買ってくれるって言うんだもん☆
しっかりと固定されているので、腕で顔を隠す事も出来ない。元より力のないクレストに二人を振り切る事など不可能だ。だが、キラキラ輝かんばかりの笑顔でいる⑨姫の指がボタンを押せば全ての終わり、それだけは何としてでも防がなければいけない。
「…っ…ぁぁああああああ!!!!」
クレストが絶叫し、それと共にクレストの魔力を封じていた目隠しが破れる。クレストから発せられる凄まじい魔力に弾き飛ばされ、押さえていた二人が距離を置いて構えた。
ゆっくりと視線を向けるクレストに、リリスの目付きが険しくなる。溜め息をついた後、リリスは神魔法を発動させた。二人の膨大な魔法がぶつかり合い、衝撃で突風が巻き起こった。
「うわぁい、決闘だよ決闘!シャル止めなくていいの~?」
「断る、そんな…放っておけばいいんじゃないか。だいたいそう言うならお前が止めればいい」
「やだよ~、面倒臭いし☆」
さっきよりも離れた場所でのんびり傍観しつつそんな事を話す護衛二人。
リリスが素早く手を動かすと、クレストの足が氷に覆われる。自分の方へ近付いて来るリリスにクレストも手を向け、リリスの周辺に壁を造りだした。氷を消して自由を得、リリスの動きを止めようとする。が、それよりも早くリリスが壁を粉々に破壊した。
リリスが一歩前に進む。クレストが一方後ろに下がる。そのまま両者共に動かなくなり、静けさが辺りを支配した。聞こえるものと言えば、ジェノバが持参したクッキーを食べる音だけである。
唐突に、リリスが口を開いた。
「…何でよっ…何で、そんなに嫌なのおっ…!?」
「―――あ、泣きますね」
シャルの言葉にクレストが二人の方を見て、盛大溜め息をついた。
「ひゃー!姫様を泣かすとぶっKOROしちゃうぞ☆」
「笑顔で怖い事言うな!」
楽しそうに手を振るジェノバに叫んで、クレストはリリスに視線を戻した。今しがた護衛が宣言した通り、リリスは涙目になって言葉を続ける。
「私、ただ、いつでもクレストの顔が見たいと思って…会いたい時に会えるって訳じゃ、ないもの…」
溜め息をついて、フ、とクレストが笑った。
「…馬鹿だな。写真など撮らなくても、いつでも会っているじゃないか」
「違うの!そうじゃない…馬鹿クレストっ、女心を全然分かってないっ…!」
お前に女心なんてあったんだな、と言いかけて口を閉じる。自分を見るリリスの視線が、余りにも真剣だったから。だからつい、そんな事を言ってしまったのだ。
「…分かった。写せよ。写ればいいんだろ?」
その言葉にリリスがパアッと顔を輝かせた。
「わー男前ー☆姫様おめでとぉー!」
…あーあ、根負けしちゃいましたね、と、騒ぐジェノバの隣でシャルが遠い視線になる。
「じゃあ写すわよー!ほらほら、先生笑って!」
「うるさい、黙れ、さっさと写せ」
不機嫌そうにしているクレストを写すと、そのカメラを大事そうに抱えてリリスが本当に嬉しそうに笑った。そして魔法でその場で写真を現像し、目の部分にマジックで黒線を引くと、ポスターにして量産する。
その一枚を近くの壁にペタリと貼ると、額を拭いながらクレストの方を振り返った。
「これでよし、と☆」
その貼り紙には、『WANTED』という文字がでかでかと書かれていた。
その日、突風を巻き起こす勢いで追いかけっこをする男女を目撃したという情報が、島の至る所で確認された。
「…今日こそは、撮らせてもらうわよ」
リリスの言葉にクレストは溜め息をついた。
「だから俺は写真に写ると死ぬ病だと言っているだろう。何度言えば分かるんだ、この馬鹿が。⑨が」
「あは、確かに姫様は⑨だけどぉ~」
「…否定は、しませんが」
クレストの言葉に、リリスの背後に控えていたジェノバとシャルがそれぞれに頷く。リリスが二人をギッと睨んだ後、腕組みをする。
「…ふん、私を甘く見るんじゃないわよ」
パチン、と指を鳴らす。その合図に、シャルとジェノバがスッと移動してクレストの身体を押さえた。そして、リリスがいい笑顔でカメラを向ける。
「…人海戦術か。この卑怯者め」
「…申し訳ありません、命令ですから。すぐに済みますので大人しくしてください」
「だってぇ~、協力したら有名なお菓子屋『THE PALTEN』のチョコレート買ってくれるって言うんだもん☆
しっかりと固定されているので、腕で顔を隠す事も出来ない。元より力のないクレストに二人を振り切る事など不可能だ。だが、キラキラ輝かんばかりの笑顔でいる⑨姫の指がボタンを押せば全ての終わり、それだけは何としてでも防がなければいけない。
「…っ…ぁぁああああああ!!!!」
クレストが絶叫し、それと共にクレストの魔力を封じていた目隠しが破れる。クレストから発せられる凄まじい魔力に弾き飛ばされ、押さえていた二人が距離を置いて構えた。
ゆっくりと視線を向けるクレストに、リリスの目付きが険しくなる。溜め息をついた後、リリスは神魔法を発動させた。二人の膨大な魔法がぶつかり合い、衝撃で突風が巻き起こった。
「うわぁい、決闘だよ決闘!シャル止めなくていいの~?」
「断る、そんな…放っておけばいいんじゃないか。だいたいそう言うならお前が止めればいい」
「やだよ~、面倒臭いし☆」
さっきよりも離れた場所でのんびり傍観しつつそんな事を話す護衛二人。
リリスが素早く手を動かすと、クレストの足が氷に覆われる。自分の方へ近付いて来るリリスにクレストも手を向け、リリスの周辺に壁を造りだした。氷を消して自由を得、リリスの動きを止めようとする。が、それよりも早くリリスが壁を粉々に破壊した。
リリスが一歩前に進む。クレストが一方後ろに下がる。そのまま両者共に動かなくなり、静けさが辺りを支配した。聞こえるものと言えば、ジェノバが持参したクッキーを食べる音だけである。
唐突に、リリスが口を開いた。
「…何でよっ…何で、そんなに嫌なのおっ…!?」
「―――あ、泣きますね」
シャルの言葉にクレストが二人の方を見て、盛大溜め息をついた。
「ひゃー!姫様を泣かすとぶっKOROしちゃうぞ☆」
「笑顔で怖い事言うな!」
楽しそうに手を振るジェノバに叫んで、クレストはリリスに視線を戻した。今しがた護衛が宣言した通り、リリスは涙目になって言葉を続ける。
「私、ただ、いつでもクレストの顔が見たいと思って…会いたい時に会えるって訳じゃ、ないもの…」
溜め息をついて、フ、とクレストが笑った。
「…馬鹿だな。写真など撮らなくても、いつでも会っているじゃないか」
「違うの!そうじゃない…馬鹿クレストっ、女心を全然分かってないっ…!」
お前に女心なんてあったんだな、と言いかけて口を閉じる。自分を見るリリスの視線が、余りにも真剣だったから。だからつい、そんな事を言ってしまったのだ。
「…分かった。写せよ。写ればいいんだろ?」
その言葉にリリスがパアッと顔を輝かせた。
「わー男前ー☆姫様おめでとぉー!」
…あーあ、根負けしちゃいましたね、と、騒ぐジェノバの隣でシャルが遠い視線になる。
「じゃあ写すわよー!ほらほら、先生笑って!」
「うるさい、黙れ、さっさと写せ」
不機嫌そうにしているクレストを写すと、そのカメラを大事そうに抱えてリリスが本当に嬉しそうに笑った。そして魔法でその場で写真を現像し、目の部分にマジックで黒線を引くと、ポスターにして量産する。
その一枚を近くの壁にペタリと貼ると、額を拭いながらクレストの方を振り返った。
「これでよし、と☆」
その貼り紙には、『WANTED』という文字がでかでかと書かれていた。
その日、突風を巻き起こす勢いで追いかけっこをする男女を目撃したという情報が、島の至る所で確認された。
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●Thanks Comments
無題
あなたって人はwww大好きだwww
リリスなら本当にやりかねないw彼女に気を許したら最後です先生(
ていうか護衛2人仕事しろ\(^0^)/場合によってはシャルはクレストさん側につきます。気が合うから!
>シレちゃん
どうもww私も大好きだぜ!!
ってか、こういう、しょうもない事で真剣に大騒ぎするネタが好きです(真顔)
護衛はあれですよ、リリスさんの友達(恋人?)だし、「何かやってるよ…」くらいにしか思ってないからじゃないかな!
あときっとリリスさんの命令が「写真撮りたいからクレストを取り押さえといて」のみだったからだと思います!
シェルさんはジェノバさんには敬語じゃないと思うけど…うん、何かこうなった(ノリ)
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